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10月7日(thu)「靴に恋して」渋谷イメージフォーラムにて



それぞれの女達が抱える問題と幸せを天秤にかけながら話しがすすんでいきます。ポスターになっている、壮観なシューズクローゼットの写真と、ストーリーの温度差に慣れるのに少し時間がかかりました。「おもしろかった!」という感じの映画ではありません。好き嫌いがわかれるところだと思います。30代後半から向こう、大人のための映画、という印象を強く受けました。oui ouiはタクシードライバーの継母が義娘にむかって話しかける最後のシーンでかなり泣かせてもらいました。映画を彩る音楽も落ち着きのあるモノばかりで好感度大。皆がんばって生きてるんだ、とは思うけれど、だから私もがんばろう、とか、そういうパワーをもらうタイプの映画では無いです。それにしても、ここまで性的好みの壁が取り払われているとなると、世の中ずいぶんややこしいなあ、と、考え込まないわけにはいきません。嫉妬の相手が異性や同性だったり、まあえらいことです。このお話しに出てくるたくさんの有閑マダム達の破綻ぶりが愉快。

Posted: 土 - 11月 27, 2004 at 09:33 午後        


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