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踏み台


季節の便り、というわけでは無いですが、カードを出すのが好きです。
特別な感じではなくて、日常的に思いつくとカードを出します。
もっと気が向くとちょっとした小物の包みもいっしょに出したりします。
だからいつでも手元にキレイで楽しいカードがたくさんあります。

そういったキレイで楽しいカードをみつけると、それを誰かに見せびらかしたくて
カードを出している、というほうが正しいかもしれません。

カードスタンドが目につくと、とりあえずぐるっと回して見ないことには収まりません。
そんなことをしている間にいつのまにか手にしたカードが増えています。
あまりに気に入りそうなものは2枚買うので、またまた値も数もかさばることになってしまいます。
と、いうわけで、カードを買うための贔屓の店がいくつかあるのですが、
一番のお気に入りの店舗は腰高から天井まで続くカードホルダーが壁一杯の内装。
当然高い場所は手が届かないので踏み台が用意されています。

私はどうもこの踏み台、というのが苦手で仕方がありません。
足を踏み外しそうな気もするし、誰かが踏み台を探しているかも知れない、
もしかしたら目当てのものを取り損ねて、他のモノを店内に散乱させてしまうかもしれない!
そういった最悪の状況ばかりが連想されて、いつも高いところにあるカードをあきらめます。

高い場所がきらい、というのも原因のひとつでしょう。

同じように、レンタルビデオ店内の踏み台も、図書館の踏み台も、みんなだめ。
ですから、高いところにモノを置いたりしません。
背伸びして手が届くところ。
そこまでが私の行動範囲です。

わざわざ何かの上に乗ってまで手を届かせなくたって、別段不満は感じませんし、
支障をきたすことなく、日常生活を送っていられます。

見せびらかしたカードにだって不自由していません。
高いところにあるものは必ず自分の頭よりも下にだって見つけることが出来ます。
手が届かなければ手の届く場所へ自分が移ればいいわけです。

我ながら随分地味な持論だと呆れてしまいますが、
そんなこと、こうして書くまで知りませんでした。

今後も踏み台に上ることなく、平面をてくてく歩いてカードを探したいと思います。





Posted: 火 - 11月 9, 2004 at 11:46 午前        


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