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お弁当


今日は長男がバス遠足。
昨夜「明日お弁当よろしく」と言われてびっくり!
わーめんどくさー、やだなああ。
そうおもったところで仕方有るまい。
息子が「お弁当」を必要とするなら作らぬわけにはいかぬ。
のろのろと弁当箱と水筒を出して冷蔵庫の中身を確認する。
ああ、いやだなあ。
と、ここまで書いて忘れものに気づきました。
「おしぼり」。あーあ、忘れてた。
ま、いっか。

お弁当といえば紙袋に突っ込んだ(まさに突っ込まれたといった乱暴さの)ピーナッツバターのサンドイッチとバナナ。
それと紙パックのミルク。
これがいわゆるランチボックス。
米国で幼稚園をすごした我が家の息子達も、お弁当を用意する側のワタクシも
お弁当といえばこのスタイルだと思っていた。

がしかし、これは見事に甘かった。

小学校入学にともなって甥っ子、姪っ子の母親、つまりワタクシの義姉から可愛らしいお弁当箱セットを頂いた。
なんでも甥っ子、姪っ子の小学校では月に一度「お弁当デー」というのがあるんだそうだ。

もらったときには「わー、かわいい!さすが日本って、こういう小物可愛いのよね!」
なんて喜んだのだけど、冷静になってみれば、その中に詰め込んでしかるべきお弁当の中身がさっぱりイメージできぬ。
そこで義姉がつかっていた「毎日のお弁当」というレシピ本もしっかり頂くことに。

しかしねえ、いくら冷凍食品を上手く使って、だとか昨夜の残り物を上手に、なんていわれても、
朝のどたばたにそれは大変な負担であるわけです。

幸い息子達の小学校には「お弁当デー」は無い物の、上手い具合に月一くらいの割合でお弁当が必要になるようなイベントが用意されている。

でまあ、何回かはがんばったんですけど、やっぱり無理無理。
こんなに負担に感じて用意される弁当が、昼には美味しいお弁当に変わってるとはとうてい思えない。
ゆったり気分で楽しんで用意したものでなくちゃ食べる方だって楽しくなかろう。

そんな我流を押しつけるべく息子達に聞いてみれば、やはり彼らもピーナッツバターのサンドイッチがいいという。

なあんだ、そうなのか。よかったよかった。
実はアタシも大変だったんだよ、こんなふうに用意するのはさ。

と思ったら「紙袋はダメだよ、そんな人いないんだから」しっかり釘を刺されました。

てなわけでサンドイッチ用のちょっと大ぶりのタッパーウエア(機関車トーマスのプリントつき)に
粗雑なサンドイッチときれいに皮をむいたりんご、というのが我が家の弁当日本バージョン、と相成った。

弁当ひとつとっても親の手がかかりすぎ。
いちいち負担になるような事が子育て最中にありすぎる。
学校も幼稚園も世間も、そんなめんどーな弁当要求しないでほしいよね、ほんと。

サンドイッチとバナナでいいじゃん、紙袋でさ。

息子にそういったら「でもさ、女子(じょし、だって!)が言うんだよ。『○○のママって紙袋にサンドイッチ入れるの?』ってさ」
と切り替えされてまたまたびっくり。
他人のサンドイッチの包み紙なんて気にしないでよ、女子のみなさん!
てか、おまえ、長男!
そんなこといちいち気にするんじゃない!
紙袋に入ったママのサンドイッチは世界一なんだ!って言ってやんなさい!

「やだよ、そんなこと言えないよ、ふつー」
だって。
ま、そりゃそうですよね。



Posted: 火 - 6月 28, 2005 at 10:12 午前        


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