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秘密の窓、秘密の庭


ジョニー・デップ主演「シークレット・ウインドウ」を見て参りました。
初日プレゼントでいただきました。「しおり」。ボケてしまいました。すみません。

原作はスティーブン・キングの「秘密の窓、秘密の庭」という短編です。
かなり原作に忠実で、それはそれはおぞましい内容でした。

ジョン・タトゥーロの演技はそれこそ期待通りの花丸。
ジョニー・デップにもよかったですねえ。
ノリ、としては「ノイズ」(1999)とかなり似たタイプの役柄でしたが、
演技力が格段にアップしていました。

それにしても、年取ってました、ジョニー。
同世代としては見逃せない事実です。
アタシもきっと年取った外見なのだわ! 嗚呼

ま、それは置いておくとして。

何年も前とはいえ、原作を読んでいるのだから、つまらないかも
との懸念は、上映後すぐに登場するシューター(ジョン・タトゥーロ)のはまり具合に吹っ飛びました。
おもしろかったです。
かなり、怖かったんだな、と確認したのは映画館をでてから。
息を詰めて緊張して見ていたらしく、激しく消耗していました。

出演俳優達の演技力って、大切ですよね。
ひとりでも「だいこん」がいるとそれでけで映画がつまらなく、わざとらしくなってしまいます。

蛇足ですが、デビュー当時のリチャード・ギアが私にとって史上最高のだいこん。
でも、彼も、ようやくよくなりました。
ま、彼の場合、演技力、というより、出演作品の選び方がうまくなった、という感じですが。

「シークレット・ウインドウ」の俳優達はみんな優秀だった。(あ、ちょっと僭越ですね)
だれひとり、わざとらしくなく、タトゥーロのミシシッピなまりもよかった。

厳密なミシシッピなまり、というのはわからないのですが、
南部地方の英語、というのくらいはよくわかります。上手だった。

ただね、最後の最後、あそこは無いほうが、私の好みだったな。
最後の5分くらい。
つけたし、みたいなラストシーン。
あれは、どうなんでしょうね、私ならカット、の場面です(あ、またしても僭越でした、すいません)

Posted: 土 - 10月 23, 2004 at 05:14 午後        


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