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芸術に集中!


と、いう法律がフランスで施工されたそうです。
つまり、劇場や映画館、などに、携帯電話電波を妨害するシステムを入れると。
芸術を鑑賞する館内での携帯電話はすべてバツ! ということです。
素晴らしいです。と、いうか、そんなの当然です。

以前、美和明宏さんのリサイタルを見に行ったとき、ショウの始めのMC時に、
「このリサイタル中に携帯電話を鳴らした人は、末代まで私が呪います」
と、おっしゃっていたのが痛快で、大変印象に残っています。

最近では六本木ヒルズ内の「ヴァージンシネマ」で、映画上映前(CMより前)の
会場が明るいうちから、館内での禁止事項を粋な演出で観客に呼びかけています。
「Can you find your sheet?」
から始まり、
「NO talking」「NO smoking 」「NO cellphon」。
これはいいですね、おしゃれだし、お金と手間をかけているだけあって、
観客の気をかなり引くことができます。

先日足を運んだ渋谷の「シネマライズ」では極めてシンプルな画面表示。
「他のお客様のご迷惑になる携帯電話のご使用はご遠慮下さい」

渋谷シネマ・ソサエティ、では、上映前に携帯電話の使用禁止をアナウンスで則していました。

以前、ジャマイカからキューバへ渡る「キューバエアライン」に搭乗したときのことです。
飛行機がモンテゴベイ空港を離陸した途端に、乗客達がいっせいに「葉巻」に火をつけました。
ノースモーキングのサインは、たしかに「たばこ」のイラストです。葉巻じゃないんですよ。

たばこも葉巻もたしなまない下衆なoui oui は心底驚いて葉巻をくゆらせる乗客に負けじと、
「ハバナクラブ」をガンガン呑むしか手がなかったとこを覚えております。

意外と、こういう注意、みたいなものって、アメリカ人のほうが守ったりするんですよね。
もちろん、日本人は総てオッケー。みんなそろって納得済みで守ります。

でも、ヨーロッパのひとたちって、意外に「ま、いいじゃん」みたいなファジーエリアが
広かったりするんですよね。

だから、ヨーロッパの植民地になってるカリブ諸島もおおかた
「ま、いいじゃん」的な空気がそこはかとなくあたりに充満しています。

日本もね、アメリカに負けなかったら、おそらく「ま、いいじゃん」な
感じになってたと思うんですけど。いかがでしょうか?


Posted: 水 - 10月 13, 2004 at 10:04 午後        


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