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マイナーすぎる


渋谷のTSUTAYA3階のフランス映画コーナー。
わりと無難にタイトルが揃っている。
お約束通り、必ずチェックするのは「セドリック・クラピッシュ監督」と「トニー・ガトリフ監督」のコーナー。
もちろん、ロマンの貸し出し状況を確認するためである。

今日、久々にTSUTAYAへ出向き、いつものようにフランス映画コーナーへいくと、
監督別に分類されている仕切りに監督の名前だけではなく、監督の顔写真が貼り付けてあった。

日の当たりにくいヨーロッパ映画にも、手と目をかけてくれる店員がいるのか、
はたまた、ヨーロッパ映画の貸出率が好調ゆえ、手間暇かけるようになったのかは
知るよしもないのだが、こういった細かい心配りに江戸っ子はめっぽう弱い。

少々過剰なまでの感動をしながらロマンをさがすと、なんと、ロマンと目が合いました。
ガッジョ・ディーロのロマンです。

???

よくみると、「トニー・ガトリフ監督」として、ガッジョ出演中のロマン画像が貼り付けられていました。
な、なんとも、な、大間違いに、思わずその場にへたれこみそうになりました。

よっぽど店員にこの間違いを報告しようと思ったのですが、渋谷のTSUTAYAはいつでも人手不足のてんてこまい。
レンタルしたいタイトルをいくつか抱えてレジ待ちの列にならぶこと10分。
ようやく自分の番がまわってきたころには、多忙にもかかわらず、笑顔で対応してくれた「研修生バッジ」が
胸にまぶしい女性店員に免じて、そんなことはどうでもよくなってしまったのであります。

ほんとうは、そんなこと、ではないのですが、ヒトはうんざりするほど不条理に待たされると、
実際の順番が回ってきたときには精も根もつきはてて、喜ぶよりもこれで終わった、と安心してしまうものなのです。

ディズニーランドで息子達といっしょに「バズライトイヤーのなんたらレンジャー」とかいうアトラクションを
2時間も待たされたとき、あるいは、たかがポップコーンを買うのに20分もまたされたりしたときの
気持ちに、似てなくもないな、なんてことをぼんやり考えてワイングラスを傾けているところなんであります。



Posted: 水 - 11月 24, 2004 at 09:09 午後        


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