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年の瀬せまる


クリスマス一色だった青山も、いまではすっかり日出ずる国の迎春モード。
あちこちに見られる門松と、街売りの松飾り。
スーパーでもパック入りのお供え餅や、繭玉などのお飾りがあふれています。

表参道では沿道の洋服屋が軒並み「セール!セール!セール!」であります。
あの赤い文字にひかれてふらふらと店内に足を踏み入れれば驚異的な価格崩壊です。
さきほども「GAP」で子供達の下着類を、「J-crow」で亭主の上着を『来年の分』として衝動買い。

不思議なモノで、こういうセールのときに、なぜか自分のものは買わないんですね。
恐るべき女の「業」であります。

南青山は昨日から急激な冷え込みで、ようやく黄色に色付いた銀杏が散り始めました。
風に舞う黄色いはっぱを眺めながら、季節感のない正月に少々の寂しさを感じます。

そんなおセンチに浸っていたら「また年をとるんですもんね」なんてちゃちゃ入れられて、
改めて考えたらほんと、冗談じゃなくてちょっとブルーになってしまいました。

年齢なんて関係ないよ、人間なかみよ、なかみ!

そう豪語できるのはぴちぴちのお肌に守られているからなんだ。
今、ほんと、そう思います。

顔面にふく白い粉は、これから先けっして減ることはなく、お肌の乾燥と衰えはまだまだ続くと
思えば、たしかに新しい年を迎えるのはあまり喜ばしく思えない。

いや、しかし。
だからこそ、「なかみ」と言えるようにしなくちゃならないんですよね。

なのに、いきつく結論は
来年こそ「お肌の手入れ」を頑張るぞ!

家人達のセール品満杯の紙袋を両手に、決意も固く資生堂のドアをくぐる私の年の瀬です。

Posted: 火 - 12月 28, 2004 at 05:10 午後        


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