アクセス解析CGI

158円のパリと東京


近所の関西寿司を扱う店があって、さっき昼食を買いにいったら
季節ものの限定という能書きで「わさび寿司」というのがあった。
葉わさびと穴子をおあげで巻いて、かんぴょうでくるりと結わいてある。
これは大変美味しそうだ。
ひとつ158円だというので3つ買い求めました。

茶巾寿司やら太巻きと、そのわさび巻きを下げてぶらぶら歩いていると
ピエール・エルメの開店時間に出くわした。
店内のおねえさんと目が合ってしまったので、じゃ、アフタヌーン・ティーのマカロンでも。
店内に入ってみました。

マカロンは売り切れのことが多いので、なかなかお目当てのものを購入できないけれど、
さすが開店と同時だけあって、マカロンはまだひとつも売れていません。
わーーーい!

これと、これと、これと、これ
4つ求めて、帰宅です。

お寿司はいつもどおりのおいしさで感激でしたが、わさび寿司は見た目いじょうのボリュームで、
ひとつでじゅうぶんおなかがふくれてしまいました。
これで158円なんて、すごい! 優秀だ!

と感心していて思い当たったのは、さきほどのマカロンも一個158円です。
こちらは一個でお腹いっぱいにはならないけれど、ひとつでじゅうぶんデザートの満足感は得られます。

もしも、私がこのあたりで働くOLかなにかだったら、ランチはれで決まりだな。
わさび寿司ひとつとマカロン一個。そこにエビアンがあればりっぱな一食になるでしょう。

とにかく腹にたまる栄養価の高いものを158円の東京。
腹は満たされぬとも、情緒的に満足感の高いドルチェが158円のパリ。

パンがないならケーキをたべればいいじゃない
ま、たしかにそうでしょうけど。
主食無しでマカロンのみ、だったら、そりゃあちょっと悲しいものがあります。

やはりここはわさび巻きとマカロンできまりでしょう。
平和な土曜日の昼下がりです。


Posted: 土 - 3月 5, 2005 at 01:15 午後        


©