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マイナス6度!


本日のフィンランド(ヘルシンキ)はマイナス6度とのこと。
温暖化激しい東京では考えられない極寒ぶり。
私が知ってる一番の寒さは長野県のスキー場、しかもそれも30年も昔に一度いったきり。

寒いのが嫌いなわけでも、苦手なわけでもないけれど、
極端に寒い場所への「縁」がなかったために、この年になるまで気温の低い土地に滞在したことがない。
だからマイナス6度、といわれても、どれだけ寒くて、どれだけ準備が必要なのか
さっぱり見当がつかないのである。

世界の都市部は、人も建物も密集しているし、移動手段も充実しているから気候に注意を払うことが少ない。
パリで冬を過ごしたこともあるけれど、凍えそうだった、という印象は無い。
しかし、フィンランドは北海道の3倍の国土に、北海道と同じ人数の人間が住んでいるだけ。
つまり、人口密度は都市部といえども、かなり低いと想定される。
人が少ない、というのは、考えただけでも寒そうである。
ワイキキビーチに人が少ないのは大変気持ちの良さそうな風景であるが、
人の少な日本海側沿岸部は考えただけで寒さで震え上がりそうである。

仕事といえども、なにか楽しみがなくては気がくじけてしまいそうなので
今の季節、なにが美味しいですか?
と、きいたら「じゃがいも」と「サーモン」と言われました。
まさに北海道とおんなじである。

そういったわけで、からっぽのスーツケースを前に、ワードローブ内容をどうしたらいいのか困っている。
「めしをくれ〜」とすり寄ってきた駄猫をスーツケースにいれたらそのまま丸まってしまった。
「おい、おまえ、マイナス6度ってしってるかい」
寝ぼけ猫を相手に、とりあえずこいつがいればベッドの中は暖かだろう、などと
愚にもつかぬ事をぼんやり考える出発前なのである。

Posted: 土 - 1月 8, 2005 at 10:49 午前        


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