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お子様向けか大人向けか


友人がお見舞いがてら「アイスエイジ」のDVDを持ってきてくれました。
これは「みたいみたい」とせがむ子供達につきあい、映画館まで足を運んだ作品です。
ちっとも期待していなかったのに、意外におもしろくてずいぶん堪能したはずでしたが、
今日あらためて見ましたら、あまりのしょぼしょぼに驚きました。

映画館だからよかった、というのはありますね。
迫力がちがいますから、或る程度の「あら」みたいなものがチャラになる。
少々のことなら、上映前に大袈裟に宣伝される「ドルビーサウンド」が
カバーしてくれます。

しかし、自宅のテレビ画面でみるDVDでは条件が違います。
しかも、友人の手みやげのDVDだったりしたら、それを見るために一銭も支払っていないのですから、
作品への評価は手厳しいものになるのは至極当然のことでしょう。

そこで「アイスエイジ」ですが、まあ、画像処理の甘さと、グラフィック技術の稚拙さが
もろに露呈されるお粗末さで、やはりピクサーはすごい。
と、唸らざるえませんでした。

公開を控えている「ミスターインクレデイブル」(この邦題、なんとかなりませんか?)のトレイラー。
最近映画館でよく見かけますが、まあ、そりゃあすごいのって、そんなことここで語る必要もないくらいです。

「トイ・ストーリー」しかり、「ファインディングニモ」しかり、長編制作のまえに制作されている
短編アニメーションの技術も見上げたモノです。

oui oui は子供達にせがまれて子供用の映画もよく見に行きますが(忍者はっとりくん、とか)
最近のお子様用映画は、ちっともお子様向けではないですね。
しっかり大人さまも堪能できるように制作されています。
今年の夏は「サンダーバード」「ディープブルー」「スパイダーマン2」など、いろいろ見ましたが
どれもこれも大人テイスト子供向け、資生堂パーラーの2800円のお子様ランチ、
のような、大層立派なつくりです。

そういう中で「アイスエイジ」。
かなり悲しいレベルのアニメーション。これは「トイ・ストーリー」のような名作にはならないでしょう。
どちらかといえばB級でした。

我が家のお子様達、最近では何が見たいですか?
との質問に「80デイズ!」と答えてました。

これもまさに資生堂パーラーのお子様ランチ。
大人がいただいても十分満足できそうです。

http://www.shiseido.co.jp/parlour/html/index.htm( 資生堂パーラー)

Posted: 土 - 10月 30, 2004 at 07:40 午後        


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