無茶でした。
風邪は悪化の一途をたどり、とうとう声がでなくなりました。
発熱はたいしたことはなく、微熱のままですが、かえってこれは辛い。
横になっていることに退屈を感じて起きあがってはちょろちょろ動く。
これでは良くなるモノも良くなりません。
悪化の原因は昨日無理して「ツイステッド」を見に行ったからに違い有りません。
無理をおして見るほどの内容じゃなかったのに。
しかし、昨夜は寝苦しいながらも、アンディガルシアが夢にでてきて
私にパスタをふるまってくれたので、よし、としましょう。
ツイステッドの中で、ガルシアがジャドに「スモークサーモン」とワインを
ご馳走するシーンがあるのですが、このシーンはとてもエロティックでセクシーでした。
話しの展開からいって無理のある設定ではあるけれど、
どうしてもこのシーンは使いたかったんだろう、という制作者側の考えが明らかです。
作品の中で生かされていない両者の魅力があますところなく表現されています。
ガルシアの、甘い甘いイタリアーノなたらしぶり、ジャドの天真爛漫な快活さとあどけなさ。
そこに素敵なディナーと音楽が重ねられて、作品のテンションからかけ離れた
すばらしい絵が唐突に、浮かんで消えます。
そのシーンから話を展開させるなら、両者にキスなんかさせずに、大人の会話を
楽しませ、ついでに、両者の魅力を観客達に堪能させて、ダンスのまねごとなんかで
じゃれつかせて切り上げるのがいいんじゃないかな、
と、微熱で煮えた頭でだらだら考えてみました。
どんな映画にもかならず印象深い台詞や場面がひとつふたつはあるものです。
「ツイステッド」の場合、それはこの唐突にセクシーなディナーです。
いや、でも、風邪大変です。ごほごほっ
Posted: 金 - 10月 29, 2004 at 01:43 午後