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2005/07/07


こんにちは!
通り1本越したとこにナポレオンが眠ってるシャンブルにて。
いや〜、この部屋最高です。
今までの人生の中で一番かなぁ。
1955年の建築なので、ホールはものすごい赴きがあって、アールデコのランプが所々に配置されていて素敵です。
まぁ、部屋は小さいけどなんとも真っ白で、ドアの取っ手がいちいちかわいい。
いぶし銀のよくベルサイユなんかにある感じの取っ手なんです。
立地も最高で、目の前にはロダン美術館、通り1本先にはフランスを制したナポレオンが眠り、もう少し足を伸ばせば、正面はエッフェルタワー、右はルーブル美術館。反対方向を歩けば、シックなカフェの宝庫、サンジェルマン デ プレに出ます。
何故、こんなとこに物件が見つかったのかが不思議。
先週はエッフェルタワーの広場で昼寝してました。
日本でやった日には『なにかっこつけてんの?』って言われる光景も、フレンチはサラッとやってのけますね。
文化ってすごい。
ブランケットを敷いて、やっぱりワインとスナック。ワイングラスもバスケットに入れて公園に持参。
でもね、水同様にワインが安いから、最近の若者はビールに走りがちですが、やっぱり生活に密着しているワイン文化。

そうそう、パリ1週目にしてパリジャンとの交流ができましたよ。(^_^)
私の友人の彼がパリジャンで、先日5人の友人達と食事し、その後、Bastilleの変わったバーに連れていかれ、(お酒が哺乳ビンに入って出て来る)その後、友人宅で朝3hまでカードゲームしてました。
いや〜、思ったけど、日本人が考えるフランス人って、パリジャンの事ですね。
決してフランス人じゃないです。
だってパリジャンはフランス人とは違うもん。
パリジャンは一種独特の人種です。
若いくせにレストランでは高いボトルワインをオーダー。
割り勘かよっ!!と思ってかなりドキドキしながら食事してましたが、「おごりだよ!」って...安心しました。
あと、遊び方が派手!!
今週末はブラジリアんパーティーがあって、グリーンか黄色の服着用らしいです。
なんかそういうの好きなんですよね、フランス人って(ー_ー)
前住んでた町ではあり得ない遊び方だし、住んでる人も違う。
これって、東京と地方の違いと同じなんだろうなぁとも思った。
やっぱり世界の中心に集まって来る人種は一種独特のものを作り上げるんだなぁと思いました。
それでも、古き良きパリの面影が残るのはやっぱり建築物と食文化。
あと、パリジャンってうるさく喋らないのが特徴なのかなぁ。
地方によく見られるまくしたてて喋る人はものすごく少ない気が...
遊びではよく来てたパリも、住んでみると違う面が見れていろんな発見があります。

これから冷蔵庫の配達がきます。
大家さんに調子が悪いって言ったら、即行買ってくれました。さすがパリジャン金持ち。
前の町でも同じトラブルがあり、3ヵ月もしぶられ、仕舞いに無視にはいってましたもん。
私の大家さんは、15区に住んでいて、私の住んでいる7区とは結構近いんです。
大家さん一家が前にずっとここに住んでたんだけど、お父様が亡くなって、遺産相続で部屋を3等分にしたんです。で、真ん中の弁護士だったお父様の書斎を私が借りてるんです。
今どき珍しく管理人の居るappartementで、ポストがないんです。だから全て管理人を通さないと私の手元には届かない。
この管理人、ポルトガル人なんだけど、私の大家さんが幼少時大からのお手伝いさんだったらしいです。
結構イヤな奴なんですよね〜。
神経質で。
ゴミ捨てる時とかわざわざ出て来るんですよ...
ま、いいけど。

とまぁ、近況はこんな感じです!
Oui Ouiさん、遊びに来て!と言いたいとこです(^_^)

では、Romainの病状が良くなる事を祈りつつ...

Gros bisous***

ああ、KEIさま Bon soir!

素晴らしい報告書をありがとうございます(涙)
感動しながら拝読致しました。
この生き生きとした文体と、弾けるような新鮮さはなんと贅沢なことでしょう。フランス、パリの知られざる生態は大変興味深く、愉快なことばかり!
まるで自分がパリにアパルトマンを借りたようです(笑顔)

パリでの住宅事情はとても難しい問題のひとつ、というのはよく聞く話しですが、KEIさまのように「満足度の高い」住宅を賃貸できた、という話しはあまりききません。
ほんとうにおめでとうございます!快適なパリ生活の始まりですね!

ステキなパリジャンたちとの出会いもあったみたいですし、これからは「ナイトライフ」が多忙になりそうな予感じゃありませんか!(笑)
いいなぁ。oui oui もワイン片手に夜の街に繰り出したい!(ってアル中?)

ここ南青山のナイトライフも愉快に楽しいものですが、やはりボーギャルソンたちがいるのといないのとでは、その浮かれ具合も雲泥の差。
エレガントなパリジェンたちをまとめて空輸してくださいませ(半分真剣)

オーナーがリッチ、というのも賃貸には外せない条件。わかります!
ケチなオーナーだと些細な修繕ひとつにもストレス加重大。
米国でケチなオーナーの賃貸住宅に住んでいましたから、その不愉快さは重々承知。あれはイヤなものです(苦笑)

15区、7区、エッフェルタワー、ピクニック、ワイン、パリジャン。
並べただけで麗しい花の都巴里が目の前にひろがります。
特に今は季節も素晴らしいし、人生至福の時をお過ごしのことと思います。

oui oui も「南青山」在住というだけで羨望の的になることが多いですが、やはり「南青山」よりも「巴里」のほうが数倍格は上。
ほんと、ばっかみたいでKEIさま呆れるかもしれないけれど、oui oui にとってもパリは憧れの街。
あれだけ魅力的な都市も珍しい。それはやはり東京にも通じる伝統や文化が近代的なものといっしょに共存できているからかな。

南青山や麻布のあたりは意外にむかーーーーーしからの住人がひっそりと昔ながらの暦にしたがって生活してたりするんですよ。

oui oui の実家もそうですけど、このあたり一体の住民達はとても仲が良いし、結束力もある。あの地上げ時代のバブルを逞しく切り抜けてきた住民たちですもの(笑)

話しが逸れましたが、oui oui もぜひ言葉を習得して
いつの日か必ずパリに住みたいです。
ですから「oui oui さん、遊びに来て!」といわれましたらさっさと伺いますよーーー!(かなり本気)

ロシニーに着いたら電話するんでシャンブルの前で待ってて下さい。
それからKEIさまだって分かるように、ひまわりでアレンジした麦わら帽子、かぶってて下さいね!oui oui は胸元に赤い薔薇を一本さしてるのですぐにわかる筈で〜す!

では、A tout a l'heure! (笑)

Posted: 日 - 7月 10, 2005 at 03:09 午後        


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